top of page

【開催報告】みんなの学校からみんなの社会へ~信じて頼り、共に生きる力を育むには

2020年1月18日13:30~16:30に「みんなの学校からみんなの社会へ~信じて頼り、共に生きる力を育むには~」を開催いたしました。

青森や和歌山など、全国各地からもお集りいただき、ご年配の方から中学生や小学生まで、約100名の皆さまと学び合う時間を過ごすことができました。

本当に嬉しく思っております。


ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

また、参加できずとも、関心をお寄せいただいた皆さまも、ありがとうございました!


前半の対談では、日野先生から学校のご紹介をいただき、その後に、木村先生と日野先生のお二人の対談で、「発達障害」という言葉についての思い、普通と特別の違いをどうとらえるか、事実と批判を分けて考えること、人のせいにしないためにできること、口癖のような小さなことから見直していくことなど、時間いっぱいたくさんお話いただきました。

こちら、詳細は後日レポートとしてまとめる予定です。

そして、後半は会場全体で対話を行いました。

問いは「共に生きることをみんな本当に望んでいるのか」。

この問いをスタートに、100人全員でそれぞれの思いをぶつけ合い、学び合う対話となりました。

「障害がある子は、何かすごいところがないといけないみたいな空気に違和感がある」
「共に生きることを望む自分でありたい」
「共に生きることを望むことが正しい、というのもつらい」
「子どもたちは一緒にいるだけだったりする。大人の方が共に生きてないのでは」
「気が付いたら共に生きている状態になるように支援したい」
「人はそもそも群れで生きていく生き物」
「共に生きるかどうかを、私たちは選べるのか?」
「こういう話は、関心がある人には届くけど、そうじゃない人にも届けたい」
「小さい積み重ねで二次障害になっていく」
「生きたいように生きていていいじゃないと言ってあげたい」
「大学受験や学歴社会が目的となっていていいのか」
「共に生きることを望むのも望まないのも、どっちでもいいんだよという安心感があればいいんじゃないか」
「共に生きる場面って、どんな場面なんだろう」

皆さまから本当にたくさんの視点を上げていただきました。

そしてイベントの最後には、木村先生からとても大きな問いをいただきました。
「共に生きるの、「共に」を他の言葉で言い換えるとどんな言葉になる?」

「共に生きる」と簡単には言うけれど、それはどういうことで、私たちはそのために何ができるのか。
また、新しい探求が始まったような気がします。


また、イベントの様子を塚本忠行さんがグラレコでリアルタイム記録をしてくださいました。

100人いたら100通りのふりかえりがある。そのふりかえりにぜひ役立てていただければと思います。


当日は、考えることをあきらめない皆さまと、一緒に考え続けることができて、本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。

​本当にありがとうございました。

また、企画から当日の運営まで共催という形でご協力いただいた、国立市みんなの学校づくり市民プロジェクトの皆さまもありがとうございました。

bottom of page